About us

団体概要

グローバル教育フォーラムの理念と活動

グローバル教育フォーラムへようこそ 世界の人々とつながる心をもとう、そして実践へ

1.「グローバル教育」から「プラネタリー教育」への視点をもって

本フォーラムが掲げる「グローバル教育」は、これまで多くの担い手たちによって実践されてきた、国際分野教育活動の総称としての側面を持っています。国際分野教育とは例えば、国際教育、国際理解教育、開発教育、平和教育、人権教育、環境教育、異文化間教育、多文化教育、地球市民教育、持続可能な開発のための教育(ESD)などです。グローバル教育は、こうしたさまざまな教育活動の垣根を越えて、連携していこうという趣旨での呼称でもあります。

 

その一方で、グローバル教育そのものの独自理念を追究し、その実践としての教育活動を進めていこうという狙いもあります。平和、環境、人権、開発などのさまざまな分野を統合し、人種・民族や地域を超えて、グローバルな視点に立ったとりくみを、教育活動としてとらえていこうとする試みです。

 

また最近は、地球そのものを俯瞰する新しい世界観を追求する動きがあるなかで、「グローバル」に代わって、例えば「プラネタリー」という呼称を使おうとする動きも見られます。これは、ひとつの地球のなかで、人間の都合(グローバル化とその問題)だけではなく、動植物や自然そのものをも俯瞰したとりくみの重要性が強調されてきた証しでもあります。地球規模での「プラネタリー教育」という視点にたって、私たちは相互に協力しあいながら、それぞれの地域で活動を進めていきます。

 

 

2.一人の「市民」としての意思表明をバックアップ

本フォーラムの名称に含まれる「教育」とは、学校教育に限定するものではなく、幅広い場での様々な教育活動を志向しています。地域、職場などを含む幅広い社会の現場での「教育」活動です。その基本は、共に学ぶという考え方です。そのため担い手は、学校教員だけではなく、一人一人の自覚を持った「市民」です。自らが学び、変わり、そして実践していく(他に働きかけていく)行動そのものが、幅広い意味の教育活動であると考えます。教育は、「共育」「響育」「協育」「郷育」につながるとの考え方に共感するものです。グローバル教育フォーラムは、ひとりの「市民」としての意思表明の場でもあります。

 

3.当面の事業、活動内容

1)情報提供・相互交流、主張・提言

国際分野またその関連分野について、さまざまな教育活動についての情報提供と相互交流。またそうした活動への参加を促進する活動。グローバルな視野に立つ市民の学びと実践を促進する活動。

また、国際分野やその関連分野についての評論・エッセイ、提言などを発表する場の提供。

2)講座とスタディツアー

協力機関・団体と共に、関心ある市民・学生を対象としたセミナーや講座の開設。

アジア各地へのスタディツアーを実施し、草の根レベルでの人々との相互交流の促進。

3)外国籍市民との交流・支援

日本に暮らし、学び、働く外国籍市民・学生との相互交流・支援の活動。

4)国際協力

国際協力(支援)を行う団体・グループとの連携で進める活動。具体的には本フォーラムのメンバーである「赤ひげ会」「アジアこども教育センター(ACEC)」との連携など。

 

【最近の活動報告】詳細は、グローバル教育フォーラムのHPを参照ください。

1. 2021年には2回、会員・協力者たちの会合をもちました。ZOOM開催。

グローバル教育フォーラムの重点活動について、参加者からさまざまな提案が出されました。

2. 202110月、JICA横浜主催の「ICTを活用したNGO能力研修」第1回オンラインセミナーの講師を務めました。

テーマ:NGOと国際協力・多文化共生~WhyWhatWho 再考~

講師:赤石和則(当フォーラム代表)

3.2022年には、埼玉NGOネットワーク主催の「国際協力フェア」に参加、出展しました。

20221218日、埼玉NGOネットワーク主催の「国際協力フェア in Saitama」に出展し、タイへの教育支援活動などの報告をおこない、あわせて東北タイ農村部の民芸品などを販売しました。

*グローバル教育フォーラムは、特定非営利活動法人・埼玉NGOネットワークの正会員団体です。

4.「赤ひげ会」を通して、東北タイのコンケン県に拠点をおくACEC(アジア子ども教育センター)に資金協力を行い、その報告をHPに掲載しました。毎年3月、9月にACECに送金など。

5.「代表コラム」をはじめ、メンバー(運営委員)による評論・エッセイをHPに掲載しました。

 

【ゆるやかなフォーラムとしての連携活動】

グローバル教育フォーラム(GEF)は、フォーラムとしての独自事業に加えて、いろいろのグループとの連携活動を進めていきます。当面の連携機関・団体は次の通りです。

●『埼玉NGOネットワーク』~埼玉県内の国際分野NGOのネットワーク組織の一員としての活動

『メディア総研』~教育部門としては、教員・市民向け研修、翻訳、調査などに従事

『アジアこども教育センター(ACEC)』~タイ東北部運村の子どもたちへの教育支援など

●『赤ひげ会』~ACECへの資金協力と日本での宣伝普及活動

glipa』~日本語教員たちの社会活動推進

会則

グローバル教育フォーラム 会則
(名称、事務所)
第1条 本会の名称は、グローバル教育フォーラムと称する。
英語名は、Global Education Forum‐Japan(GEF-J)とする。
第2条 本会の本部事務所は、さいたま市大宮区におく。
(目的)
第3条 本会は、地球社会に存在するさまざまな課題に関心を持ち、その課題の解決に向けて行動できる市民の育成、また国内外のそうした市民同士の交流を促進することを目的とする。
(事業)
第4条 本会は第3条の目的を達成するために次の事業を行う。
1.グローバル教育に関連する情報、またそうした活動への参加呼びかけ
2.グローバル教育分野およびその関連分野についてのエッセイ、評論、論文との掲載
3.地球社会の諸課題や、その解決に取り組む団体・個人の活動を幅広く学ぶための講座やスタディツアー等の実施
4.日本で学び、働く外国籍市民のための、支援・交流活動の実施
5.アジア等への国際協力の推進
6.その他、本会の目的を達成するために必要な事業
(会員、役員、運営委員会)
第5条 本会の目的、事業に賛同する人は会員となることができる。
第6条 会費は年2000円とする。会費は、主に本会ホームページ運営費、郵送費等に充当する。本会の会計年度は毎年4月1日から3月31日までとする。
第7条 本会は次の役員を置く。
1.代表 1名
2.副代表 1名
3.運営委員 若干名
4.会計 1名
5.アドバイザー 若干名
第8条 本会の運営は、代表、副代表、アドバイザー、会計、運営委員により構成される運営委員会が担う。
(会則の変更)
第9条 本会の会則変更は、会員との協議を経て、運営委員会が決定する。

役員名簿

グローバル教育フォーラム 運営体制

 ●運営体制 (2023年9月現在)

代表:赤石和則(拓殖大学名誉教授)

副代表:福田訓久(メディア総研教育グループ長)

運営委員:荒井知恵子、河崎早弥加、菊地夏美、皮籠石成久、徐セン、菅原ゆき子、李カキ(50音順)

連絡先:〒3300852 さいたま市大宮区大成町24631 
    赤石和則 
携帯:09011075188  メール:jdt00266@nifty.com